あざな悠良のよもやま話

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一人暮らしの防犯対策7つのポイント

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一人暮らしの不安っていろいろありますけれども、特に気をつけたいのが防犯についてですよね。

 

まさか自分が、という事態に陥ってからでは手遅れの可能性もあります。

 

今回は、私なりの防犯対策について書いてみようと思います。

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オートロックは過信しない

 

集合住宅だと、エントランスにオートロックが付いていると安心感があると思います。

 

基本的には、住人以外の人間は建物の敷地内に入れないようになっているわけですから、空き巣や不審者、勧誘やセールスなどに対して効果があると思えますよね。

 

ですが、信じ過ぎるのは考えものです。

 

オートロックを開錠する方法は、自分の部屋の鍵を使ってエントランスも開錠できる集合キー式や、暗証番号を入力するタイプなどいろいろありますが、キーが盗まれたり、暗証番号の情報が漏れたりする可能性はゼロではありません。

 

また、内側から外に出ようとする時にセンサーで自動的に開錠されるタイプだと、ドアの隙間から紙を差し込むなどしてセンサーを作動させてしまえば、ドアは開いてしまいます。

 

そもそも、エントランスに鍵がかかっていたところで、建物を囲う塀などの背が低ければ、そこを乗り越えてしまうこともできるわけです。

 

ですので、本格的に侵入してこようとする手合に対しては、どこまで効果があるかは疑問ですね。

 

住人の出入りのついでに入り込んだりすることもありますし。

 

私は、開け閉めがめんどうな住人がいるのか、物が置かれてエントランスが閉まらないようになっている物件を見たこともあります。

 

オートロックは、付いていれば勧誘やセールスへの対応が減る、くらいに考えるのがよいかと思います。

 

テレビモニター付きインターホンは超おすすめ

 

 

個人的には、オートロックよりも、インターホンにテレビモニターが付いている方がよほどお役立ちだと思っています。

 

もしも引っ越すことになり、転居先のインターホンにテレビモニターが付いていなければ、自分でカメラを取り付けようと考えているくらいです。

 

何がいいって、居留守がしやすい

 

カメラがあれば、顔見知りか、制服を着ているか、などを、実際に対応する前に確認することができます。

 

勧誘やセールスは、いったん対応してしまうと断るのがたいへんですからね。

 

オートロック無しの場合、直接ドアチャイムが鳴らされますが、わざとドアスコープの死角に立たれることも考えられます。

 

相手の様子を確認できる設備があると、かなり安心できますよ。

 

ポストについて

 

まず、必ず鍵付きかどうかを確認し、無ければ自前で付けましょう。

 

郵便物や検針票は個人情報の宝庫です。

 

受け口から手を入れて中の物を抜き出すことができないような形状であることもたいせつ。

 

また、郵便物などはためこまないように注意しましょう。

 

ポストからあふれるくらいになってしまうと、物が抜き出しやすくなりますし、長期で留守にしていると思われれば空き巣に狙われてしまう可能性が高くなります。

 

ドアに郵便受けが付いている場合は、カバーが付いていないのであれば、何かで覆うようにしましょう。

 

ワンルームでドアの郵便受けにカバーが無ければ、室内をのぞき放題ですし、盗撮されてしまう危険もありますのでね。

 

最悪の場合、そこから工具を入れてドアの鍵を開けられてしまう可能性もあります。

 

ドアスコープの盲点

 

ドアスコープは、室内からドアの外にいる相手を確認するためのものです。

 

基本的には、外からは室内が見えない構造のレンズが使用されています。

 

基本的には。

 

しかし、実際にはリバースドアスコープというものを使えば、外から室内の様子を見ることができてしまうのです。

 

このリバースドアスコープですが、室内に不審者が侵入していないかを外から確認するための防犯グッズ、というふれこみなのですけれども。

 

防犯よりも他のことに使われる方が多いのではないだろうか。

 

ともあれ、内部を見ることができる方法がある以上、一番の対策は、見られないようにすることです。

 

ドアスコープにも必ずカバーを付けるようにしましょう。

 

ドアの鍵とドアチェーン

 

空き巣の手口としてピッキングという言葉を聞いたことがあると思います。

 

ドアの鍵穴に針金などを差し込んで開けてしまうというものですが、これがやりやすい鍵があるのをご存じでしょうか。

 

やりやすいとされているのは、鍵穴に差し込む部分が両側ともギザギザになっているタイプのキーで、鍵穴が縦のもの。

 

このタイプはディスクシリンダーと言いますが、慣れた人だと秒単位で開錠してしまいますので、可能であればディンプルキーなどの他のタイプに交換しましょう。

 

賃貸物件の場合はなかなか気軽にできませんので、難しい場合には、補助錠を取り付けるなどして開錠しないといけない部分を増やすのがおすすめです。

 

ピッキングの他には、サムターン回しがあります。

 

玄関の鍵は、内側からだとつまみを回して開け閉めしますよね。

 

このつまみをサムターンと言うのですが、外側から特殊な工具を使ってサムターンを動かしてしまう手口があるのです。

 

対策としては、サムターンを操作できないようにカバーを取り付けるのが手軽で効果的です。

 

キー自体の取り扱いにも注意が必要です。

 

合鍵を作る、というと、鍵屋さんに行ってマスターキーから複製すると考えている人が多いと思いますが。

 

実は、メーカーと鍵番号というロットナンバーがわかりさえすれば、誰でもメーカーから同じキーがお取り寄せできてしまうのです。

 

メーカー名と鍵番号はキー自体に刻印されているので、とにかく人目にはさらさないようにするのが安全です。

 

鎖タイプのドアチェーンや、U字プレートタイプのドアガードは、玄関を開けて外の人とやり取りをする場合には効果がありますので、付いているに越したことはありません。

 

ですが、鍵の代わりにはならないということを肝に銘じておきましょう。

 

あれらは意外と外からはずせてしまいますので、過信しないように気をつけてくださいね。

 

窓について

 

防犯の基本は、鍵をかけること。

 

ですが、通常、窓には鍵が付いていなかったりします。

 

半月状のつまみを回転させて、もう1枚の窓に付いている金具にひっかけるアレ。

 

クレセント錠と呼ばれていますが、錠などと言いつつ、実はあれ、鍵ではないのですよ。

 

あの金具の本来の役目は、窓同士を密着させて気密性や防音性を高めることであって、ロックすることではないのです。

 

簡単にはずれないように金具自体にロック機能が付いているものもありますが、古いタイプだと、窓をたたくだけではずれてしまうことがありますので、窓には別に鍵を取り付けることをおすすめします。

 

窓は、ガラスを破られないかも心配ですよね。

 

割れないガラス、というのは残念ながらありませんので、防犯として考えるのであれば「割るのに時間がかかる上に、もし割れると大きな音がする」防犯ガラスにするのが最善策です。

 

とは言え、賃貸物件で個人でガラスを取り換えるのは難しいので、窓全面に防犯フィルムを貼ることで代用しましょう。

 

ちなみに、鉄線の入った網入りガラスは、割れた際にガラスの破片が飛び散りにくいようになっているだけで、防犯ガラスとは違いますのでご注意を。

 

その他

 

まず、一定の行動パターンを作り過ぎないようにしましょう。

 

留守の時間がわかれば空き巣の被害にあうおそれがありますし、帰宅時間や帰り道のルートがわかれば待ち伏せをされる可能性もあります。

 

女性の場合は

 

  • 表札をフルネームで出さない
  • 洗濯ものは、下着だけでも外に干さないようにする
  • カーテンや窓は開けっぱなしにし過ぎない

 

などにも配慮が必要になります。

 

ゴミを捨てる時ですが、銀行やカード会社からの郵便物や、ガスや水道の検針票など、個人情報が書かれているものはシュレッダーにかけてから捨てるのがベストです。

 

最後に

 

どんな対策をしようと、結局は油断しないというのが一番たいせつだと思います。

 

私は、旅先のことではありますが、何度か部屋の鍵をかけ忘れたことがあります。

 

幸い、何かしらの被害を受けたことは無いのですが、一度だけ、知らない人が真夜中に部屋に侵入してきたことがあり、とてもこわい思いをしました。

 

あの思いを家でしていたら、例え被害が何も無かったとしても、その場所に住み続ける自信はありません。

 

まず、鍵をしっかりかける

 

それに尽きます。

 

よかったら使ってわかったホームセキュリティのメリット・デメリットという記事もあわせてお読みください。