THE OFFSPRINGとB'zが好きで、ツアーがあれば必ず参戦していますが、たいてい一人で行きます。
同じファンの友人がいないわけではないのですが、毎回予定を合わせるのって難しいですよね。
でも、行きたい気持ちは我慢できない。
だったら一人で行けばいいじゃん。
というわけで、お一人様でのライブ参戦歴が20年を超えた私です。
はじめのうちは、一人旅もほとんどしたことがなかったので、いろいろと不安でしたし、オール指定席とオールスタンディングの違いにとまどったり、なんてこともありました。
今では慣れきってしまいましたが、あの頃の初心者だった自分に教えてあげたいことを書いておこうと思います。
ライブに行きたいけれど一人は不安だな、と思っている方の参考になれば幸いです。
一人ライブ、楽しいですよ。
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一人参戦は浮かないか
まったく問題ありません。
意外と一人で来ている人、多いのですよ。
私、開演待ちの時間などはヒマなので周りを観察しているのですが、指定席形式の場合は二人連れが一番多く、ライブハウスだと、二人連れ以上と一人客との比率が半々くらいな感じですかね。
はっきり言ってしまうと、そもそも会場に来ている人の目的はライブを観ることなので、ほとんどの人は誰が一人で来ていようと気にしていません。
まぁ、お隣の人とおしゃべりした時に「一人で来ている」というと驚かれたりすることはありますけれども。
でも、そういうことを気にして、せっかくのライブを楽しむ機会を逃すなんてもったいないですよ。
チケットを入手する
行く気になったら、チケットを手に入れましょう。
一番確実なのは、ファンクラブに入会して先行予約でゲットする方法でしょう。
次いで、アーティストの公式サイトで行われるオフィシャル先行 → 主催者が行うプロモーター先行 → 一般プレイガイドでの先行予約 → 一般発売の順でしょうか。
興行によっては、CDなどの購入特典としてや、テレビ番組内などで行われる場合もあります。
ところで、良い席が取れるのはどの方法なのか気になりますよね。
私がB'zのチケットを手に入れる場合は、まずはオフィシャル先行で予約し、抽選にもれた分をプレイガイドで購入するのですが、取れる席って本当にまちまちです。
アリーナ席前方のブロックはファンクラブ会員しか予約できないシステムなので、アリーナ後方、またはスタンド席になるわけですけれども。
オフィシャル先行で取ったチケットが2階スタンド席のめちゃくちゃ後方だったのに、同じツアーの別会場は、プレイガイドの3次発売でアリーナ席ど真ん中だったりしたことがあるので。
時の運、としか言いようがない気がします。
ちなみに、一人でチケットを取ると、指定席の場合はシート列の端っこ、通路脇の席になる率が高い印象です。
宿泊先と移動手段を確保
ライブ会場が遠方だった場合は、宿や交通機関の手配が必要になりますね。
ライブの日が夏休みなどの期間にあたる場合は、早めに手配しないとたいへんです。
夏フェスで有名なサマーソニックなんて、開催は8月ですが、ディズニーランドが近いせいもあってか、4月にはもう会場周辺のホテルが軒並み満室になりますからね。
経験から言うと、シングルの部屋は、ツインなどより先にうまっていることが多いです。
また、最寄り駅から会場が遠い場合、臨時バスなどの予約が必要になることがあるので、会場への移動手段も必ず確認しておきましょう。
私は、宿だけの手配は、いつもじゃらんnetを利用しています。
検索する時の希望条件などがいろいろ指定できるし、Pontaポイントが利用できるのが嬉しいところ。
ローソンチケットでチケットを購入した場合、そこでついたポイントを利用して宿泊費を割引する、なんてことができるのですよ。
飛行機での移動が必要な場合は、ツアーの種類が豊富なH.I.Sがおすすめ。
また、JTBは、会場と駅間の臨時バスのチケットを扱っていたりします。
宿は、1つの旅行サイトで満室の表示が出ても、別のサイトではまだ予約できることがあるので、複数のサイトで探すのがおすすめです。
服装と持ち物
遠征する場合のお泊り用荷物については、旅行の荷物をコンパクトに【持ち物を減らすポイント】という記事をご参照ください。
荷物はなるべく少なくして行くのがおすすめです。
当日の服装と持ち物については、ライブの形式が、指定席かスタンディングかで変わってきます。
指定席であれば、椅子に荷物が置けますし、隣の席の人との距離があらかじめ確保されているので、ヒールの高い靴にスカートで、お泊りセット入りの大きめのバッグなどでもまったく問題はありません。
スタンディング形式の場合でも、フロア後方や壁際であれば比較的落ち着いて観られるので大丈夫です。
スタンディングライブでフロアの前方に行きたい場合は、Tシャツにジーンズ、スニーカー、ウエストバッグ、といった身軽なかっこうを。
持ち物は、チケット、財布、携帯電話、タオルくらいにして、上着やその他の荷物については、スタンディングライブであればコインロッカーかクロークが必ず用意されているので、全部預けてしまいましょう。
当日のポイント
まず、一人で参戦する場合、グッズや飲食物などを手分けして購入しに行く、ということができません。
買い物などで時間がかかってもよいよう、会場へは余裕をもって行動できる時間に到着しておきましょう。
また、物販などの列に並んでいる間や、スタンディング形式で開場後に場所取りをした後などでトイレに行きたくなっても、その場所を取っておいてもらえるかは難しいです。
トイレは、場所取り前に必ず行っておくことをおすすめします。
待ち時間は、スマホをいじったりしていれば気にならないと思いますし、見知らぬお隣さんとおしゃべりするのも楽しいですよ。
指定席だとお隣さんが来ないこともあるので、そういう時は寝てしまうのもありです。
一番気をつけたいのは、決して無理をしないこと。
一人参戦に限ったことではありませんが、スタンディングライブに慣れていない場合、フロアで体調が悪くなることがあるかもしれません。
過去に、酸欠になったらしい人が抱えて運ばれて行ったのを目撃したことが何度かありますし、私自身も気分が悪くなったことがあります。
人間の熱と圧って、あなどれないのですよ。
何が起きても、自分でなんとかするしかないのですからね。
スタンディング形式のライブについては、はじめてスタンディングライブに参戦する時の注意点という記事もご参照ください。