この度、大好きなマンガがドラマ化されることになりました。
この嬉しさを綴ってみたいと思います。
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「きのう何食べた?」の魅力
講談社のモーニングで連載中のマンガで、原作は、よしながふみさん。
「大奥」や「西洋骨董洋菓子店」などが既に映像化されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
本作品は、几帳面な弁護士・筧史朗(かけい しろう)と、人当たりが良い美容師・矢吹賢二(やぶき けんじ)というアラフィフ男性カップルの日々の食生活を中心に描かれています。
2007年の連載開始時は、アラフォーだったのですけれどもね。
最初のうちは、とまどったものです。
「あ、歳とるんだ」と。
連載の長い作品って往々にして時間軸が歪むことが多いですが、読者としては、長く読み続けられるということですから、それはそれで楽しめるものなのですけれども。
この作品に限って言えば、この、しっかりと地に足がついた時間の流れ方も魅力の一つなのだろうな、と思います。
最近では、老眼だとか、親のお墓だとかの話題が普通に出てきてて、それが微塵の違和感もなく「ああ、そうよね、そういう歳だものね」ってなるの、不思議な感じですよ。
そして、作中に出てくる料理の数々が、なんともおいしそう。
毎日の飾りけの無いお惣菜であったり、特別な日のちょっとしたごちそうであったりが、作る工程を含めて描かれていまして。
「これ、おいしそうだな」と思ったら、気軽にまねして作れてしまうところも、とても好き。
すごく等身大で、滋味あふれる作品です。
ドラマのここに期待大
まず、テレビ東京であるという点での安心感。
既に「孤独のグルメ」や「ワカコ酒」といった作品を手がけているテレ東さんですから、ごはんがおいしくなさそうだなんてことはありえません。
そして、キャストのビジュアルを見れば、期待もふくらもうというものです。
シロさんもよいけど、ケンジのクオリティ、すげぇ…!
原作とドラマは基本的に別物だと思っているので、ドラマはドラマなりの楽しさがあればいいじゃないの、と思っている私ですら、このビジュアルにはときめきました。
おまけに、シロさん役の西島秀俊さんは、原作のファンだと言うではないですか。
原作愛を演技にどう活かしていってくれるのでしょうか。
4/5(金)の深夜0時12分からの放映が待ちきれません。
しかし、この深夜枠にまた飯ドラマって、ホント、テレ東さんらしいったらないっすね…。