あざな悠良のよもやま話

備忘録を兼ねていろいろな情報を発信していきます。

緊急事態宣言解除目前のつれづれ語り

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が、明日5/25に解除されるというニュースが入ってきました。

 

ようやくか。

 

ようやくにしてか。

 

それほど長い期間ではありませんでしたが、心がかなりの開放感を感じております。

 

ま、感じるだけなんですけど。

 

事態が収束したわけではありませんから、まだまだマスクと自粛の日々は続くわけなんですけれども。

 

それでも、気持ちが軽くなりましてございます。

 

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実は私、普段はかなりの引きこもりです。

 

外へ遊びに行くと言ったら、飲みに行くか、ライブに行くか、旅に出るかといった感じですが、まぁ、多くても月に1~2回程度なんですわ。

 

ヘタすると1ヶ月、まるまる職場と最寄りのスーパーしか行かないことなどもあったりしまして。

 

家事を片づけたり、本を読んだり、DVDやアマプラで映画を観たり、こうしてブログを書いたりしていれば、時間なんてあっという間ですから、暇だと感じることはほぼ無かったんですね。

 

引きこもりのくせに「1日が24時間じゃ足りねーよ」くらいに思ってたんです、今まで。

 

正直なところ、自粛で外出できないことくらいへでもないわと思ってました。

 

いや、甘かった。

 

引きこもること自体はさして難しいことではなかったんですが、今まで楽しく引きこもれていたのは、あくまでもみんなが普通の生活を営んでいる中で「あえて」していたから楽しめていたことだったのだな、と思いました。

 

いっそ、あらゆる情報をシャットダウンして、完全に引きこもれれば、まだ違ったかもしれないのですが。

 

幸か不幸か、仕事はいつも通りあったもので。

 

(と言うか、年間最大の繁忙期に加えての緊急事態宣言プラスアルファでめちゃめちゃ忙しかった…)

 

出勤しようとすれば、緊急事態宣言の影響で通勤に使っているバスの本数は減り、乗客も自分一人だけということもざらにあり、車窓から通りをながめても人っ子一人歩いていないなんてこともよくあり。

 

うすらさみしい気持ちで職場に着けば、べらぼうな忙しさと暑苦しいマスク、三密はいかんということで気軽に同僚と話もできない環境、更に、いつもよりもくどくなりがちな一部のお客様からの無茶な要求にストレスMAX。

 

そんな生活が1ヶ月続いたあたりでしょうか、アマプラで映画を観ようとした際、「90分も観続けるのはめんどうくさいな…」という考えが浮かんだ自分に気づいて焦りました。

 

同時期、ブログを書こうとしてもどうしても言葉が出てこないのであきらめたことも何度かありまして。

 

鬱になりかけているのかもしれない、と思い、あわてて日光浴とラジオ体操の時間と、ビタミンB系の食材を増やしましたっけ。

 

おかげさまで、今現在は映画も楽しく観られるようになりましたし、こうしてブログを更新する元気もわいてきたわけなんですけれども。

 

いつもよりもストレスフルな状況で、いつも通り引きこもっているのは、引きこもりに慣れていてもヤバいものです。

 

普段であれば「たまにパーッと遊びに行く」という選択肢があるのに、今はそれができない、いつできるようになるかわからない。

 

「選択肢があってもそれを選ばない」のと、「選択肢が無い」のは、天と地ほども違うのだなぁ…。

 

そんなことを痛感した緊急事態宣言でした。