お弁当って、いいですよね。
自分で作ると、その日の気分や体調にあわせておかずを選べるし、何より節約になる。
私の職場は近くにコンビニや飲食店がほとんど無いので、何かしら持参するしか方法がありません。
最初は、面倒だなーと感じていたお弁当作りですが、いざやってみると、意外となんとかなるものなのですね、というお話です。
スポンサーリンク
お弁当作りは何がそんなに面倒くさいのか
最大のポイントは、朝早く起きるのが嫌。
シフト勤務の職場なので、毎日早朝に起きなければいけないというわけではないのですが、起きるのが昼頃であろうと、やっぱりギリギリまで寝ていたいのですよね。
そもそも出勤する時間が遅めだと言ったところで、一日の長さは変わらないのですよ。
睡眠時間はしっかり確保したい私にとって、その日の朝にお弁当を作る時間があるなら、睡眠にまわしたい。
そして、メニューを考えるのが面倒。
お弁当って、よく夕飯の残りをつめればいい、という話をきくではないですか。
でも私、日によっては、帰宅してから寝るまで3時間くらいしかないことがありまして。
夕飯を食べてお風呂に入ったらもうおしまい、というような日に、いちいち夕飯のメニューなんて考えていられないわけです。
食べない、という選択肢はあり得ないとは言え、お茶漬けとかカップラーメンとか、手間も洗い物も極力少ないものしか作る気にならないのですよ。
更に、妙なハードルの高さを感じる。
ブログやインスタグラムにアップされているお弁当の写真って、みんな、彩り華やかでとてもおいしそうなのですよね。
まさかあれほどのクオリティのものを自分が作れるとは思いませんが、やっぱり、茶色1色の地味なお弁当ではちょっと恥ずかしいではないですか。
少しくらいは色味を考えて作らないと、と考えはじめると、なんだかおっくうになってしまうのです。
そして、おっくうになったが最後、お弁当を作らなくなってしまうのではないか、という不安があったのですよね。
私なりの解決方法
朝起きたくない点については、週末に1週間分のおかずをまとめて作り置きすることで解決しました。
加熱したものはもちろんですが、サラダ系のものも、1週間程度なら冷蔵庫で十分日持ちするのですよね。
おかずを何種類か作っておけば、毎朝、いちからメニューを考える必要もありません。
朝は、その日の気分で食べたいものをつめるだけ。
作り置きする時に2時間程度は必要ですが、これなら、朝は冷凍ごはんの解凍からおかずをつめ終わるまでで10分もかかりません。
ちなみに、1週間で食べきれなかった場合は、小分けにして冷凍すればトータルで1ヶ月くらい保存できます。
保存については、容器をしっかり洗っておくなど、雑菌が繁殖しないように気をつける必要はありますが、朝におかずを作って冷ましてつめて、なんて手間と比べれば、はるかにマシ。
お恥ずかしい話ですが、私「どうせ食べるのは自分だけだから」と、料理を作っている時についつい菜箸で直接味見をしてしまう癖がありまして。 これも雑菌の繁殖につながるポイントなので、なるべくやらないように、やってしまったら菜箸をしっかり洗うように気をつけています。
そして、彩りの問題ですが。
もう、これは開き直りの一手です。
自分が食べるお弁当なのだから、見た目がどうであれ、自分がおいしく食べられればそれでOKではないですか。
お弁当作りをはじめてから2週間くらいはもんもんとしたこともありましたが、開き直ろう、と決めてからは、かなりらくになりました。
しかし、茶色1色では健康にもよくないと思うので、赤や緑など、1つだけは必ず目立つ色を入れるようにしています。
おかずに限定すると、それがハードルになってしまうのは嫌なので、ごはんにかけるふりかけでもOK。
自分の悪いくせなのですが、新年の目標とかもそうですけど、最初に意気込みすぎて、ちょっとしたことでつまずくと全てをあきらめてしまう、というところがあるのですね。
まずは続けることが目標だったので、おかずも作り置きにこだわらず、市販の冷凍食品にもお世話になっていますし、出来はかなりゆるゆるです。
本気で面倒くさい時は、冷凍しておいた炊きこみご飯をおにぎりにして、それだけを持って行ったりすることもありますしね。
トップの写真は、ある日のお弁当。
タッパーにつめた麦ごはんの上に、豚肉と大根の味噌炒め煮、ちくわとニンジンのきんぴら、もやしのナムルをのっけた簡単なもので、毎日がこんな感じです。
定番作り置きメニュー
作り置きをする時は、だいたい以下を基本に考えています。
- 肉か魚のおかず1品
- 玉子のおかず1品
- 火を通した野菜のおかず2品
- サラダやおひたし1品
プラス、白いご飯と炊きこみご飯で、私の1週間のお弁当はやりくりされます。
こちらは一例です。
- ドライカレー
- レンジ玉子
- なすとベーコンの炒めもの
- 無限ピーマン
- 小松菜のおひたし
作り方と調理時間は以下になります。
・ドライカレー(30分)
フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて、ひき肉300g、こまかく切ったニンジン1本、玉ネギ1個、ショウガ1/2個を炒めて、塩と胡椒とカレー粉で味付け。
・レンジ玉子(10分)
容器に玉子5個とマヨネーズ大さじ1、めんつゆ大さじ2、水おおさじ2、胡椒を入れて混ぜて、電子レンジで7~8分加熱したら切り分ける。
・なすとベーコンの炒めもの(15分)
フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて、てきとうに切ったベーコン3枚となす5個を炒めたら、醤油と胡椒で味付け。
・無限ピーマン(15分)
容器にツナ缶1個と細切りにしたピーマン8個、粉末の鶏がらスープ大さじ1/2、胡椒、ゴマ油小さじ1を入れて、電子レンジで5分加熱。
・小松菜のおひたし(10分)
容器にてきとうに切った小松菜1束を入れて、電子レンジで5分加熱したら、めんつゆ大さじ1/2で味付け。
これくらいだと、片付け込みで2時間くらいで作れますね。
冷めたら容器にふたをして、冷蔵庫へイン。
朝になったら取り出して、ちょこちょこつめればOKです。