あざな悠良のよもやま話

備忘録を兼ねていろいろな情報を発信していきます。

三国志展でリアル三国志の世界を感じよう!

f:id:azanayura:20190813213650j:image

 

先日、東京国立博物館で開催されている三国志展へ行ってまいりましたので、その感想などを書いておきます。

スポンサーリンク

 

 

会場と開催期間

 

会場は、上野にある東京国立博物館の平成館です。

 

JR上野駅の公園口を出たら、目の前の信号を渡って、右斜めに上野動物園方向に公園内を進んで行き、スタバが見えたら右折すると目の前に博物館がどーんと見えます。

 

この正門のすぐ右手がチケット売り場。

 

正門から入場する時にチケットのチラ見確認があり、平成館に入場する際に本確認(モギリ)、という二段構えのようです。

 

平成館は、正門から入って左斜めの一番奥にある建物で、ちょっと距離があります。

 

2、3分歩きますので、帽子や日傘があるとよいですよ。

 

開館時間は、平日は9時30分から17時まで。

 

金・土曜は閉館時間が21時まで延長されます。

 

どの曜日も入場は閉館30分前までなのでご注意を。

 

というか、あっさり回っても1時間はかかるボリュームです。

 

展示物の説明書きを読んだりするなら2時間はみておいた方がいいので、なるべく余裕をもって行かれることをおすすめします。

 

会期は2019年9月16日まで。

 

最終日以外の月曜日は休館となっています。

 

私は、チケットを事前に購入し、土曜日の開場20分前に現地に到着しましたが、事前購入組だけで既に50人くらい並んでましたかね。

 

展示物を見る時に少し順番を待つこともありましたが、かなりゆったり回れましたよ。

 

お昼近くになると、朝の1.5倍くらいの混み具合になってました。

 

チケットについて

 

 観覧料は、一般が1,600円、大学生が1,200円、高校生が900円。

 

中学生以下は無料です。

 

正門横のチケット売り場以外にも、一般プレイガイドやオンラインチケットが利用できます。

 

朝イチのチケット売り場の行列がなかなかエグい長さだったので、事前購入がおすすめです。

 

ちなみに、私は公式サイト経由でオンラインチケットを購入したのですが、入力必須項目に住所なども含まれることに「え、それいる?」と、ちょっと微妙な気持ちになりました。

 

会場でスマホ見せるだけでOKなので、便利なんですけどね。

 

その辺が気になる方は、プレイガイド利用がよいかもしれません。

 

場内の注意点

 

この三国志展、展示物はすべて撮影OKです(太っ腹!

 

ただし、フラッシュは禁止なので、入場前にスマホなどの設定は変更しておきましょう。

 

展示室内は飲食NGですので、水分補給なども入場前にしっかり済ませておくことをおすすめします。

 

 また、長い傘も持ち込み禁止です。

 

傘は入口前の傘置きに預けなければならないので、入場列からはずれるのがイヤなら、折りたたみを持って行きましょう。

 

場内の様子

 

会場の入口を入ると、まず入場ゲートがあります。

 

紙のチケットを持っている人は左、オンラインチケットの人は右に分かれての受け付けになります。

 

紙のチケット購入者7~8人に対し、オンラインチケット購入者1人くらいの割合だったので、かなり早く通れました。

 

受け付けが終了すると、オンラインチケット利用者にも紙のチケットが渡されます。

 

当日であれば他の館にも入れるので、そのためのようです。

 

目の前の階段、またはエスカレーターで2階に上がると第1展示場。

 

順路の表示などは特に無いので、皆さん思い思いに動きます。

 

右から進んでくる人と左から進む人が展示物の前でかち合うこともしばしばあります。

 

譲り合いの気持ちが大事。

 

一緒に行った友人も、撮影のために押しのけられていたので、そう言ってなぐさめておきました。

 

人形劇の人形や横山光輝氏の原画などは人気なので、ちょっとイラっとすることもあるかもしれません。

 

第1展示室から出て、グッズ売り場を横目に進むと第2展示室。

 

第2展示室の入口脇にはトイレがあります。

 

第2展示室をぐるっと回って出ると、またグッズ売り場に戻るという寸法です。

 

グッズを買いあさるもよし、ガチャガチャに興じるもよし、目の前の階段を下って退出するもよし。

 

展示室内にも階段の周囲にも休憩用のソファが置いてあるので、疲れたら休憩もできますよ。

 

感想

 

 展示内容としては、三国や漢の時代の出土品が主なので、三国志という作品は好きだけど歴史にはそれほど興味が無い、という人にはつまらないかもしれません。

 

が、「三国志の登場人物はこんな器で酒を飲んでいたのか、剣はこんな長さだったんだ、そうか、まだ紙が普及していないから竹簡や木簡でやりとりをしていたんだ、だから字を書き間違った時には書き損じの部分を刃物で削り取るんだ、つまりこのナイフ的なものが消しゴム!なるほど!」と興奮できる人にはめちゃくちゃ楽しい展覧会です。

 

そういう歴史オタク的な興奮ができるかどうかは別としても、中国の国宝である一級文物てんこ盛りですので、実際、見ごたえは半端ないボリュームであります。

 

中国、太っ腹!

 

また、十万本の矢が飛んできたらこんな感じ、と展示の仕方も遊び心があって楽しいです。

 

f:id:azanayura:20190813213900j:image

 

個人的には、曹操の墓が特定された根拠となった石牌がメインイベントだったんですが、墓の内部構造が再現されていたりして、これがまたオタクの魂が揺さぶられましたね。

 

グッズは金印クッキー型とかおちゃめなものからゲームイラストのクリアファイルなどが目立ちますが、一番のおすすめは公式図録です。

 

展示物のすべてがカラー写真で紹介されているので、見飽きません。

 

正直、展示室内が暗い中で展示物にはスポットライトがあたっているので、こまかい色合いなどがわかりづらいんですよ。

 

金の指輪なんて、材質が何か初見ではまったくわからなかったもんなぁ…。

 

B5判、328P、2,500円。

 

通販や一般書店での購入も可能だそうです。

 

ちなみに、重いです。

 

この図録を入れたトートバッグを肩にかけた瞬間、よろけたくらい重いです(マジ)

 

お持ち帰りされるのであれば、丈夫なバッグで行きましょう。