あざな悠良のよもやま話

備忘録を兼ねていろいろな情報を発信していきます。

PINコードの入力を間違えてSIMロックがかかってしまった話

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iPhoneユーザーになってから早7年。

 

いまだにどうにも面倒くさくて放置してしまいがちなのが、iOSの更新です。

 

「iOSって何よ?」と訊かれても「iPhoneを動かすための基本的なシステム」程度の回答しかできませんし、「新しいバージョンに更新すると動きがよくなる(たぶん)」くらいの認識しかありません。

 

この更新は意外と頻繁にありまして、2020年3月現在は、iOS13が最新バージョンですが、13.1とか13.2.1とか小数点以下の数字をちょこちょこ変えては「新しくしたでー!」と通知してくるので、「またかよ、こないだやったばっかだろ…」と、正直うんざりしてしまうんですよね。

 

いや、ユーザーとして、利便性が上がるのはたいへんありがたいことではあります。

 

あまりにも放置してから一気にアップデートかけると、今までと操作の感覚が変わってしまい、一時的にとは言え逆に不便になってしまう、なんてことを避けるために小さな更新を頻繁にかける、という面もあるのでしょう(知らんけど)。

 

でも、正直、多すぎじゃね?

 

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と、iOSのアップデートへの愚痴からはじまりましたが、本題はここから。

 

つい先日ですが、放置しまくっていたiOS13.3.1へのアップデートを、なんとなく気が向いたので行ったんですよ。

 

iOSのアップデートってヘタすると何時間もかかることがあって、その間は携帯を使うことができないわけですから、けっこう覚悟がいるんですよね。

 

まぁ、休日だし、酒でも飲みながらのんびり待つか、と。

 

今にして思えば、もう少し下調べをしてから行うべきでしたが。

 

30分ほど経ってほろ酔いになったあたりで、まだ終わってないかなーと思いながらも携帯の電源を入れてみたところ、再起動後のリンゴマークが画面に出てきまして。

 

なんだ今回はめっちゃ早いなー、と思って画面をながめていると、唐突にPINコードを要求されました。

 

PINコード。

 

アルコールで頭はぼやけていましたが、私には「誕生日などの個人データには何の関係も無いけれども自分にとってはおぼえておきやすい数字」があるので、基本的にはそれにしているはずだよな、と深く考えずに操作しようとしたところ。

 

だいたい4桁が多いものなのに、入力欄には8桁(だったかな、たぶんそのくらい)の数字が入力できるようになっていました。

 

そんな長い数字、記憶に無いぞ。

 

そこでやめておけばいいものを、とりあえずいつもの数字の頭に0を追加できるだけ足して入力。

 

エラー。

 

あれ、この数字じゃなかったか、まさか誕生日とかにしてあるのか、と入力。

 

エラー。

 

えええ、もう心当たり無いんだけど、やっぱりあの数字なんじゃないの、と最初に入力した数字を再度入力。

 

3回エラーとなり、見事、SIMロックがかかってしまいました。

 

SIMロックがかかると、データ通信ができなくなるので、電話がかけられませんし、4Gを利用してのインターネットもできません。

 

これ、もしかしてヤバい事態なのでは?

 

SIMのロックを解除するために、今度はPUKコードというものを入力するようにiPhoneさんはせかしてきますが、そんなものの存在はこれまでに聞いたことがありません。

 

私はソフトバンクユーザーなのですが、確認方法は以下の通り。

 

  1. 公式サイトのマイページ(MySofutbank)で確認する
  2. ショップで確認する
  3. 電話で確認する

 

3番目の「電話で確認」については、そもそもSIMロックがかかっている状態では電話としての機能が使えない上に、固定電話を置いていないので、近くにコンビニまで行って公衆電話をかけに行くしかありません。

 

どれだけ待たされるかわからない上に、本人確認の情報を人の行き来が多いコンビニにある公衆電話で話すのは避けたいところ。

 

2番目の「ショップで確認」も、最寄りの店舗までは移動に30分はかかるので、できればやめておきたい。

 

よし、サイトで確認だ。

 

PUKコード入力画面をフリックするとホーム画面に遷移できましたし、Wi-Fiにも接続できるのはもっけの幸いでした。

 

ソフトバンクの公式サイトにアクセスし、マイページへ入…ろうとしたところ、パスワードを要求されました。

 

しまった。

 

このマイページ、契約している携帯からWi-Fiを使わずにアクセスすると、パスワード認証無しで入れるんです。

 

それに甘えまくっていたことと、酔いのせいもあって、どうしてもパスワードが思い出せない…。

 

ならパスワードの再設定をすればいい、と思うでしょ?

 

しかし、パスワードを再設定するには認証番号の入力が必要なのですが、その認証番号は契約している電話番号あてにSMSで送られてくるのです。

 

しかし、SIMロックがかかっている状態ではSMSを受け取ることができないんですね。

 

八方ふさがりじゃん。

 

やっぱり電話かショップに行かないとダメか、とあきらめかけましたが、その後なんとかパスワードを思い出すことができ、マイページでPUKコードを確認し、無事、SIMロックを解除できました。

 

そもそも、何故SIMロックがかかってしまったか、なのですが。

 

少し前に、海外で携帯を紛失したら不正使用されて何百万もの請求がきた、という話を聞いたからなんですよね。

 

それの対策としてPINコードの設定がおすすめされていたので、うっかり屋さんと自負している身としてはやっておかなくては、と思ったのですよ。

 

で、まんまと自分で設定したPINコードを忘れるという別方向のうっかりをかまして、今回のような事態になった、というわけです。

 

しかし、学びも少しありました。

 

それは、SIMロックがかかってPUKコードの入力が要求されている時でも、ホーム画面には入れたことです。

 

そうなると、写真のデータとか、電話帳の中身だとか、認証無しでOKのアプリの中身なんかは見られるわけですよ。

 

これはこわい。

 

電話として使われることはなくても、個人情報面でかなりヤバい。

 

PUKコードをスクショして保存しておくなんてもってのほかです。

 

データの保管に関してもいろいろと考え直さなくてはいけないな、と改めて考えさせられた出来事でした。