私はもともと料理自体は嫌いな方ではなかったのですが、実家にいた頃と一人暮らしでは、やはり勝手が違うものです。
慣れないうちは、買いすぎで食材をダメにしてしまったこともしばしば。
特に調味料の類は、一人で使いきれる量の感覚をつかむまでが難しかったですね。
一人だとついつい好きなものばかり作ってメニューがワンパターンになってしまうため、たまには違うものを作ってみようかと新しい調味料を買ってはみたものの、一度使ってそれっきりになってしまったり、なんてこともあったりして。
現在では、自分の料理の必須アイテムや、それを使い切る期間が感覚的につかめているので、ムダが出ることはほとんどなくなりました。
まぁ、周期的に食卓に新しい風を吹かせたい熱におそわれるので、完全にはなくせないのですけれども。
今回は、そんな私のキッチンに常備しているものたちをご紹介したいと思います。
一人暮らし初心者の方の参考になれば幸いです。
スポンサーリンク
使用頻度が高い調味料
- 塩
- 醤油
- コショウ
- めんつゆ
一人暮らしをはじめる時は、このあたりがあれば、まず困ることはないと思います。
そして、使用頻度が高いということは、大きめの容量のものを買っても無駄になりにくいということ。
即ち、節約にもつながります。
特に、私のイチオシはめんつゆ様。
これ1つあるだけで、何通りもの料理に応用がききます。
煮物は当然のことながら、お米と一緒に炊けば炊きこみご飯ができてしまうし、ショウガ焼きの味付けだって、「おろしショウガ + めんつゆ + 酒」でなんとかなってしまうのです。
万能ですよ。
使い勝手が良い調味料
- 白だし
- だしの素 or コンソメ or 鶏がらスープ
- 味噌
- 酒
- レモン汁 or 酢 or マヨネーズ
- カレー粉
- 油
使用頻度は塩や醤油には及ばないものの、このあたりの調味料はちょくちょく使います。
白だしは、めんつゆのように甘味が入っていないので、あると料理の幅が広がります。
玉子に倍量の水と適当に白だしを加えてレンジで加熱するだけで、茶わん蒸し的なものができあがるので、小腹がすいた時などにたいへん便利です。
だしの素や味噌や酒は、週2くらいで料理をするのであれば、あると重宝するアイテム。
だしの素と味噌があれば言わずと知れた味噌汁を作ることができますし、コンソメや鶏がらスープは、お湯でとくだけでおいしい汁物に早変わり。
汁物って、添えてあるとメニューがワンランクアップしたような気持になれます。
「酒って必要?」と思われるかもしれませんが、味噌煮などを作る時は水と調味料だけだと味がとがるので、あると良いですよ。
料理酒ではなく、普通の日本酒ならワンカップなど小さいサイズも売っているので、使いきれないという心配はご無用です。
酸味やカレー粉は、同じようなおかずばかりになりがちな時の救世主。
特に、レモンや酢は、塩味と油を混ぜればドレッシングになりますから、あって損はないです。
市販のドレッシングって、量が多いのでたいてい余らせてしまいますからね。
油は、最近のフライパンは焦げ付かないものが多いので、あまり大量には使いません。
サラダ油よりも、風味の良いゴマ油やオリーブ油がおすすめです。
炒め物くらいならともかく、揚げ物をする時はどうするのか、と思うでしょうけど、ゴマ油なりオリーブ油なりを小さめのフライパンに1.5センチくらい入れて揚げ焼きにするのが私的にはベストかな、と思っています。
でもね、一人暮らしをはじめると、揚げ物ってほとんどやらなくなりますよ。
何故なら、めんどうくさいから。
私自身、揚げ物は大好きですけど、2ヶ月に1回くらいの頻度ですもの。
「揚げたてのから揚げが食べてぇー!」ってもだえるくらいの欲求にならない限り、やりたくないです。
ちなみに、揚げ物に使った油は、キッチンペーパーで濾してから空いたペットボトルなどに保存しておけば、後日の炒め物などに使えます。
あると嬉しい調味料
- ケチャップ
- ウスターソース
- ゆずコショウ
- 豆板醤
- オイスターソース
- 花椒
- バジル
このあたりは完全にちょい足しや味変要員ですね。
あると嬉しいけど、消費期限内に使いきれるかわからないため、一番小さいサイズを購入するし、きらしてもすぐには補充しないものたちです。
だがしかし、このすべての調味料を消費できる魔法のメニューがあります。
それは、カレー。
市販のカレールーに足しても良いし、カレー粉から調味していくのもまた楽しい。
消費期限のあやしくなってきた調味料は、カレー様の包容力に受け止めていただきましょう。
特に、バジルは後味がさわやかになるので、カレーが辛くなりすぎてしまった時の救済処置としてもなかなか有効ですので、お試しあれ。
一人暮らしに砂糖は必要か問題
我が家のキッチンには、砂糖がありません。
ついでに言うと、みりんもありません。
甘味が必要な料理としては、煮物やあえ物が思いうかびますが、1ヶ月間にそういうものを作るのはせいぜい1~2回。
余らせてしまうのは目に見えています。
お菓子作りが趣味だったり、コーヒーなどに砂糖を入れる方は、そちら用の砂糖を用意しておいて、料理に流用する方が良いと思います。
私はどちらにもあてはまらないので、すべてをめんつゆに頼っていますが、今のところ困ったことはないですね。
調味料の保存方法
買い物に行った時の、スーパーの棚を思い出してみましょう。
ほとんどの調味料は、常温で置かれていますよね。
基本的には、開封前の調味料は常温での保存が可能です。
常温と言っても、直射日光がガンガン当たって高温になるような場所は、当然NG。
キッチンであれば、シンク下の収納場所などの、いわゆる冷暗所がベストです。
ただし、封を開けた後は、空気にふれることで酸化や発酵がすすんでしまったり、風味が損なわれるなどで、冷蔵保存した方が良いものもあります。
- 醤油
- めんつゆ
- 味噌
- 白だし
- 酒
- マヨネーズ
- レモン汁
- ケチャップ
- ウスターソース
- ゆずコショウ
- オイスターソース
- 豆板醤
我が家にある調味料のうち、これらは開封後は冷蔵庫で保存しています。
ちなみに酢ですが、穀物酢などの純粋なものは、開封後でも常温で1年くらいもつものなのですが、ポン酢など、酢の割合が低いものは冷蔵保存が必要ですのでご注意くださいね。
で、実際、開封後はどのくらいもつのかについてですが。
あくまでも個人的な経験から言うと、意外ともちます。
ケチャップやソースなどは開封後1ヶ月が目安という話を聞いたことがありますが、我が家のソースは確実にそれ以上存在し続けたことがあります。
しかし、おなかをこわしたことはありません。
とは言え、私のおなかが丈夫なだけという可能性の方が高いです。
おすすめはしませんので、あしからず。