※場所が場所だけにセキララな内容となっております。
夏が近づくと思い出す。
ある時、「VIOの毛を全処理するとどんな感じなのか」と好奇心がおさえきれなくなったことを。
いわゆるデリケートゾーン。
もっとはっきり言うと、股間。
今回は、自宅でVIO全処理に挑み、惨敗したお話です。
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ことのきっかけ
ある時、「最近はVIOをすべて脱毛する人がいる」という話を耳にしました。
下着や水着から毛がはみ出さないようにするため、とか、夏場や月経中のむれや匂いの防止、とか、理由はさまざまです。
肛門周りに毛があると、トイレの際、排泄物を拭き取るのがたいへんだから、などというものも。
言われてみれば、なるほど、という感じではあります。
確かに、どんなにおしゃれな下着をつけていたところで、布地からぴんぴんと毛が飛び出していたら魅力を感じるどころの騒ぎではないですわな。
しかし、本来あるものが無い、というのは、どういう感じなのだろうか。
気になり出したら止まらず、とうとう試してみることにしたわけです。
抜くか剃るか
その名の通りデリケートな部分ですから、プロにお任せするのが安心ではあるのですが、お試しでわざわざ脱毛サロンに出かけることはあるまい、と自宅で処理をすることにしました。
次に決めるべきは、毛を取り除く方法です。
大まかに分けると
- 毛抜きや脱毛器で抜く
- カミソリやシェーバーで剃る
- 線香や脱毛器で焼き切る
- 除毛剤などの薬剤を使う
といった方法があります。
線香ってなんだよ、と思われるかもしれませんが、これ、脱毛方法としては昔からあるスタンダードな方法なのですよね。
指で毛をひっぱって、火をつけたお線香で焼き切る、というもの。
しかし、長さをそろえるだけならまだしも、全処理には危険すぎるので却下です。
薬剤については、当時、デリケートゾーンでも使用できるものが見つけられなかったので、これも却下。
抜くか、剃るか。
痛くなく、広範囲を処理するのであればカミソリなどで剃る方がよいですが、いかんせん、毛根が残ってしまうので、処理をしても短期間でまた毛が生えてきてしまうのが難点です。
ちなみに、抜く場合はどのくらい痛いものなのか、毛抜きでビキニゾーンの端っこの毛を抜いてみました。
場所によっては、するっと抜けて、ほとんど痛みを感じません。
しかし、痛い時は、めちゃくちゃ痛い。
痛みの度合いとしては、鼻毛を無理矢理ひっこ抜いた時といい勝負です。
けっこう驚きだったのが、この部分の毛というのは、かなり根深く生えているものだ、ということ。
目測よりも抜けた毛が長い気がしたので計ったところ、毛の根元は皮膚に5mmほど埋まっていることが判明しました。
そりゃ痛いわ。
結局、カミソリで剃ることにしたのですが、これはこれでたいへんでした。
当たり前ですが、デリケートゾーンって、真っ平ではないのですよね。
しかも、けっこう奥まった部分にも毛が生えているので、T字カミソリでは無理があります。
もしご自分で処理することがあるのであれば、眉剃り用のストレートタイプの安全カミソリがおすすめです。
肌が乾いた状態でそのままカミソリをあてると、刃が毛をかみこんでしまったような抵抗感と痛みがあるので、シェービングジェルなどを使った方がよいですね。
シャワーで肌を濡らして、ボディソープをつけるだけでも、かなり違います。
仕上がりは
先に書きましたが、結果は惨敗でした。
全体的にカミソリ1本で剃ることは剃れたのですが。
まず、Vゾーンについては、根元までしっかり剃ることはできたのですが、毛根が根深いことが災いしました。
皮膚に埋まっている毛根が透けて見え、まるで髭の剃り跡のような見た目。
毛が生えているわけではないのに、青い(泣)
そして、Iゾーン。
この部分は、どんなにがんばってもカミソリで根元まで剃りきることができず、長さが1mmくらい残ってしまいました。
さわると、坊主頭みたいな感触。
もっと深追いすれば違う結果になるのかもしれませんが、おそらく肌を傷つけてしまうでしょう。
Oゾーンはまったく問題無い仕上がりでした。
VとIに関しては、カミソリでの全処理は無理なようです。
全処理してみた感想
さて、本来あるべきものが無い状態とはいかがなものなのか。
正直なところ、感覚としては普段とまったく変わりません。
入浴やトイレの時に、「あ、そうか、無いんだっけ」と再確認するような毎日。
トイレの時には、障害物がまったく無いので、ペーパーの感覚がダイレクトに伝わってくるのが不思議な感じでした。
毛に汚れが付着することが無いので、確かに清潔さを保つにはよい感じです。
むれについては、「毛があろうが無かろうが、むれる時はむれる」とだけお伝えしておきます。
カミソリで処理した場合、2日後にはVゾーンでの毛の成長が認められましたので、状態を維持するためにはかなり頻繁な処理が必要になるようです。
処理後の感じと、手間と仕上がりを天秤にかけると、「もうやらんでいいな」としか思えませんでしたので、全処理をしたのはそれきりになります。
プロにお任せすると、また違った結論になるのかもしれませんけれども。
とりあえず、デリケートゾーンをカミソリで処理するのはまったくおすすめできませんよ、というお話でした。