買い物に行くと、ついつい手に取ってしまうのが鶏むね肉。
おいしい上に安いので、肉類の中では一番調理する機会が多い食材です。
近所のスーパーでは100g50円くらいになったりするので、大量に買い込むこともしばしば。
とは言え、調理方法は、から揚げ、三杯鶏、ゆで鶏のどれかとだいたい決まっています。
ゆで鶏は、そのままでたれをかけて食べてもおいしいし、料理の材料としても使えるので、おすすめの調理法です。
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ゆで鶏の作り方
材料
- 鶏むね肉
- 長ネギの青いところ
- ショウガ
- 塩
- 酒
むね肉は、1枚がだいたい300gくらいで売っていることが多いです。
塩は、むね肉1枚に対して小さじ1程度。
塩無しでも作れますが、あとで食べる時にしっかり味付けをしないと物足りなく感じるので、作る時に塩味を少しつけておくのがおすすめです。
それ以外の材料は、肉の枚数に関わらず、ネギは1本分、ショウガはピンポン玉1個分くらい、酒は大さじ1もあれば十分。
ネギと酒は、はぶいてもOKです。
ちなみに、ゆでる前にお肉に片栗粉をまぶすと、口当たりがつるんとしてサラダチキンみたいになりますよ。
作り方
- むね肉の両面に塩をすり込む
- ショウガを皮つきのままスライスする
- 鍋にむね肉、ショウガ、ネギ、酒を入れて、肉がかくれるくらいまで水を加える
- 鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にして、10分くらいゆでる
- 火をとめたら鍋にふたをして、さめるまで待ったら出来上がり
ポイントとしては、お肉をなるべく常温に戻しておくこと。
むね肉は厚みがあるので、冷蔵庫から出したばかりの冷たいお肉だと、中心まで火が通りきらないことがあります。
もしも切った時に中が赤かった場合は、ゆで汁ごと容器に入れてレンジで加熱してしまいましょう。
ゆでる時は、強火でガンガン加熱すると肉がしっとり仕上がらないので、沸騰した後は必ず火を弱めるようにご注意を。
沸騰前後には白いアクが出るので、あとでゆで汁を料理に使いたい時は取った方がよいですが、それほどムキにならなくても大丈夫です。
保存方法
ゆで汁ごと、お肉全体が浸るようにして保存します。
ゆで汁が足りない場合は、パサつき防止のために、お肉の上からラップなどをかぶせましょう。
冷蔵庫で1週間くらいは保存できます。
冷凍する場合の保存期間は1ヶ月が目安で、スライスしたり、こまかくほぐした状態にしておくと、解凍に時間がかからないのでおすすめ。
ゆで汁は、大量にある時は、製氷器で小分けに冷凍してから容器にうつして保存しておくと便利です。
食べ方
そのまま
スライスしたお肉に、ネギだれやごまだれをかけていただきます。
写真のたれは、ネギ、ニンニク、ゆで汁、塩、ゴマ油、胡椒、花椒を混ぜて作りました。
あえもの
こまかくほぐしたお肉を、野菜と一緒にあえものにするのもよいですね。
おろしポン酢や、中華ドレッシングが定番ですが、簡単に、混ぜるだけのパスタソースを使うこともあります。
ちなみに、ゆでる時に入れたネギとショウガも刻んで、細切りにした皮の部分とピリ辛味のあえ物にするとおいしくいただけます。
その他
お肉は、パスタやサラダ、サンドイッチの具にするのもよいのですね。
ゆで汁はスープにしたり、そのスープに麺を入れたりもよいですが、ゆで汁でごはんを炊いて、お肉と香味野菜を添えてカオマンガイっぽくいただくのもおすすめです。